カレーの歴史
1 月 23rd, 2008 by oomuracurrymap
日本人には大変馴染みの深いカレー。では、日本人が初めてカレーを口にしたのはいつなのでしょう。
1863年、幕府がヨーロッパに派遣した使節団がヨーロッパに向かう船中で食べたという記録が最も古い記録と言われています。明治維新の5年前、まさに歴史が変わろうとしている時に日本人は初めてカレーと出会ったのです。
その時、彼らが食したのはイギリス風カレーだったとの事。インドのカレーがたくさんのスパイスを調合して作るのに対し、イギリス風はカレー粉を使っていたのです。もしも初めて出会ったカレーがインドのカレーだったなら、もしかすると日本のカレーの歴史は大きく変わっていたかもしれません。
そして、それから14年後の1877年、カレーが初めて日本の洋食屋へ登場します。そのお店の名前は「風月堂」。明治10年の事です。
ちなみに、そのカレーの値段は8銭。当時は盛りそばが1銭だったそうで、それを考えるとかなり高価な食べ物だったことが想像出来ます。
つまり、日本にカレーが登場した当初は「庶民の食べ物」ではなく「高級な食べ物」だったのです。
では、その「高級」料理だったカレーはどのようにして今のような「庶民の食べ物」になったのでしょうか。
その立役者の一人が「小林一三」氏。阪急東宝グループの創始者です。
彼が大阪・梅田の「阪急百貨店」食堂で「カレーライス」を10銭で販売しました。1928年、昭和3年の事です。
その頃、他の一品料理がだいたい30銭程度だった事から、その安さが分かるでしょう。
瞬く間に「庶民の味」として「カレーライス」は広まったのです。
まさに明治維新と共に日本へやって来たカレー。
当時は高級料理だったカレーがあっという間に庶民の味として広まり、今では各家庭で独自のカレーが作られるまでになりました。
「お母さんの味と聞いて思い出す料理は?」という質問に「カレー」という答えが多い事からも、家庭に浸透している事が分かるでしょう。
そんなカレーをここ、歴史の町・大村で食してみてはいかがでしょうか。

☆ビデオ⇒







